オダギリジョーが「仕事なんかさっさと辞めて、遊びたい」という発言をしていました。

まぁ、別に仕事がつまらない、ということではなく、最も楽しいことが世界中にはあるのに、お前らマジで勿体ないのではないの？ということを、提言したかったようです。

別にオダギリジョーの回し者でもないですし、彼を崇拝しているわけでもありません。が、確かにその通りだな、と思いました。

例えば、ニートであれば大手消費者金融はもちろん、中小金融などでも審査落ちしてしまいます。

当たり前ですが、消費者金融では仕事をしていないヤツにお金を貸したら、貸倒のリスクが増えるだけですから、意味がありません。

ところが、ここがポイントです。仕事をしていない、ということはさまざまな理由が考えられるのではないでしょうか。

身体的な理由からどうしても仕事をすることができない、また精神的なカウンセリングが重要であり仕事を続けることが困難である、そしてただただ転職をする間の空白、そして…遊びほうけたいだけの自由人です。

そういった意味では、無職の中にもカテゴリ分けをしてみないと、どういった理由で消費者金融に訪れているのかわからないではないですか。

そういった、ちゃんとした部分を含み損ねている連中というのは、人間的に終わっていると言わざるを得ません。

例えば、最後のヤツなんて確実に貯金があります。

ただし、その貯金だけでは人生を謳歌することができないからこそ、ちょっと遊び感覚で旅行にでも行こうと思って消費者金融の門を叩く訳です。

借金心理カウンセラーなのでよくわかります。借金をする、ということだけで排他的な態度を取られてしまう人たちが、どれだけ心に強い傷を負っているのか、そういった部分をもう少し知り得る必要性はあるのではないでしょうか。

借金心理カウンセラーからの意見として、ひとつ提案したいのが消費者金融の審査項目にニート（その理由を述べよ）を、追記することです。

もしかしたら、今から新しいことを始めるための軍資金を得たいとか、会社が倒産してしまって給与も退職金も入らない、このままでは家を追い出されてしまい、社会的に死亡してしまうなど、数多くの理由があるはずなのです。

それなのに、それなのにです。排他的な態度を取ってしまう連中がいることで、彼らの心の傷は癒されることはなく、審査落ちしてしまうのです。

借金心理カウンセラー用語ですので、あまり聞き慣れないかもしれませんが、「審査落ち恐怖症候群」というものがあります。

何だそれ…と、鼻で笑った方もいるでしょうが、そういった人たちは将来大成することはなく、簡単に地獄へと急速落下していくことでしょうね。その理由は、本当に簡単です。

審査落ち恐怖症候群の裏側にはあるのは、無意識下の「どうせ俺なんてダメなヤツだよな」です。どうせダメという心理状態は、非常に人の心をダメにしてしまいます。

全てのチャレンジを棒に振りたくなってきますし、生きているだけで無駄な気持ちにもなっていきます。そうなってくると、人間マジでヤバい領域まで落ち込んでしまい、生きることすらも面倒臭くなってしまう訳です。

無気力、無意味、生きている理由がわからない。そうなってくると、どうなると思いますか？

そうです、この世を去ってしまうことだってあるのです。消費者金融や中小金融の連中は、人格を否定した審査落ちを繰り返すことにより、人を恐怖に陥れ、最終的にはこの社会的に排除し、この世から生をひとつ失わせている、ということなのです。

借金をする方が悪い、ということを言う方もいるでしょうが、根本的に人の能力や借金しなければならない理由はさまざまです。

多様性を認められない、そんな人生を送っていると、いつかは誰からも信頼されることはなく、どんどん虫けらのように扱われてしまうのです。

大手消費者金融や中小金融は、その辺りのことをわかっていません。

もちろん、借金をし過ぎてしまってブラックとなり、その踏み倒す目的でお金を借りようとしてくる連中は別です。

それは、確かに悪魔ですからね。でも、そういった人たちに貸してしまうのも、審査方法のレベルが低いからでしょう。

明らかに、働いていても踏み倒す目的で来ている客と、今度人生をやり直そうとしているニートでは、後者に貸した方が消費者金融としても旨味があります。

これは、商売の基本です。本当に、情けないですよ、消費者金融の連中は。

じゃぁ、お前はどこがいいんだよ、ということですので、ヤミ金じゃない消費者金融をおすすめさせてください。

ヤミ金じゃない消費者金融は、審査は当然ありながらも、その理由をじっくりと聞いてくれます。

その人を見て、話してから審査を決めるのです。だから、ニートもクソも関係ありません。

アナタという、パーソナルな一面をちゃんとチェックして、吟味してくれています。

ぜひ、ヤミ金じゃない消費者金融を利用して、新たな人生を切り開いていってください。

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