クレジットカードと消費者金融の違い?ブラックの落とし穴
大抵、人生が駄目になっている人というのは、消費者金融で借入をし過ぎてしまった人です。
しかし、消費者金融を使うことは基本的には悪ではありません。別に、消費者金融を使ったら人生が台無しになるとは言いません。
なぜ、消費者金融だけはこういったことをいわれてしまうのでしょうか。
まず、クレジットカードと比較してみるとわかりやすいかもしれません。
そもそも、クレジットカードは買い物はできますが現金化が不可能です。中には、クレジットカードの現金化ということも行っている業者もありますが、違法性があるということで隠密裏にその業務は遂行されているようです。
買い物を沢山してしまうということもあり、結果的に返済が滞りブラックとなります。
ただし、こういったクレジットカードでの借金は残念ながら、限度額があまり高くありません。さらに、ちゃんと返済をし続けているセレブ的な人で無いと増額が無いのです。
30万円の限度額いっぱいに使って、月々1万円のリボ払いをしている人に急に50万円以上の増額はありません。
それなりに、一括払いなどできるようなレベルの人間にカードはランクを上げていくのです。
それに、現金では無いので比較的使えるところも限られてきます。そういったことに興味が無い方はどうしても作ることは向いておらず、むしろ使い勝手が悪いとも考えられるのです。
では、消費者金融は違うのでしょうか。消費者金融のカードを使う人の場合は、特に何が欲しいという欲求があって利用している訳ではありません。むしろ、ただただ現金が欲しいことがある、ということです。
さらに、借入を行うのにそれほど難しくはありません。インターネットでの電話などでも終わりますし、無人契約機が家の近くにでもあれば散歩がてら借金を行うことができるほどです。
散歩の途中に借金をするというのも、非常に大胆な連中ではありますが、それが現実ですので仕方ないですね。
そして、30万円を借入して、いきなり使ってしまっても心配はいりません。月々、15000円を返済していき、滞りなく毎月しっかりと返済していれば半年くらいで増額のお誘いがやってきます。
あと、プラス10万円をただ返済していただけで上げてくれるのですから、いきなりテンションは上がってしまうのです。
基本的に、小口融資に関しては50万円までは厳しい審査が存在していません。
50万円を越えるともう一度審査などが必要となってきます。気づいたら50万円限度いっぱいに借りてしまっているわけです。
さらに、驚くことに10万円の増額を行ってくれる時は無審査です。一応、オペレーターから職場の変更などがあったか聞かれるかもしれません。
しかし、我々が知っている人たちは、いきなりATMを確認したら残高が増えていたということです。
そこを、「借金が増えてしまった…」と、捉えるのではなく、新しく10万円を自由に使えるという発想へ転換されてしまうのです。ただし、50万円程度の借金であればまだまだ返済が可能です。
何故、こういった連中がブラックとなっていくのかは、2番目の消費者金融の存在を作ってしまうからなのです。50万円が限度であれば、次は0円スタートの新しい消費者金融を作ってしまえば良いだけの話です。
そして、同様のことを行っていくことで、気づくとウン百万円という借金を抱えてしまうこととなるのです。
クレジットカードより、ずっと悪質でもあります。さらに、何が問題であったかというと、現金だからです。クレジットカードの場合、何かと対価に残高が減っていきます。また、使ってしまった…という罪悪感が半端ではありません。あぁ、今日もやってしまったという、この辛い気持ちを味わえるだけ踏みとどまることができるのです。
しかし、現金は違います。自分で稼いだ1万円でも消費者金融でも一緒に感じてしまいます。
もし、消費者金融で借入をした1万円のデザインが『○○消費者金融だよ~ん!』と、真っ赤な色だったらどうでしょう。
店員などは、「げ…コイツ消費者金融から借りてんの?だっせ!」と、思うかもしれません。
そういった恥ずかしさや後ろめたさがあると、人間というのはある程度は使うことを踏みとどまることができます。
しかし、残念なことに同じデザインの1万円であることは間違いないわけです。結果、残念ではありますがブラックへと何の罪悪感を感じることなく、ズルズルと落ちてしまうわけです。
もしもクレジットカードの使いすぎ、消費者金融の限度額借入、そしてどこからもお金を借りれなくなってしまった場合。まさにブラックです。
そんな時は、ブラックでも借りれる中小金融を利用していくことが大切なのではないでしょうか。たとえブラックでも返済能力があるか、それを吟味されるのが中小金融です。
ブラックであるかどうかは関係ありません。きちんと返済をしていける人だったら、借りれる可能性があります。
こんな中小金融を利用しておけば、また新しい人生を歩むことができるのです。