借金をしている人を見つけるアプリを中国が作る!
借金をしている…。
どんなスペックを持っていたとしても、この声を聞いた瞬間に周囲の仲間たちが遠ざかっていく。
消費者金融業界で借金をしているというブラックであれば、日常茶飯事のことであるためもう借金なんか気にもしない!という方もいるでしょう。
しかし、借金はそんなに悪い事でしょうか?
私は思いますが、借金をすることは悪いことではありません。
事実、車を購入する際や、マンションなど家を購入する際は、基本的に現金一括では無いでしょう。
つまりローンを組むという事は、借金を作るという意味なのです。
言葉だけで解析すれば、ローン=借金ですからね。
他にもクレジットカード決済をする場合も、借り入れ(借金)と同じになります。
ですからただ単に借金をしているから悪い!という事でもないのです。
お金って何なのでしょうね。
本当に欲しいものを手に入れるために、数年間頑張って働き続け体調を崩す人もいますし、中にはあまりにもお金が欲し過ぎて犯罪に手を染める…なんてことも。
そうなったら最悪です。
やはりお金の価値観、これが我々資本主義社会の中で生き抜く上で重要な事なのではないでしょうか。
日本社会は、借金民にもうちょっと寛容になるべきでしょう。
そんな中、中国で借金を迫害するアプリが誕生したのです。
a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)
先日、中国でとんでもないアプリが誕生した、と話題になっていました。
それが、周囲に借金をしている人がいたら、グーグルマップを利用してあぶり出せる、とんでもないゴミアプリです。
その名も、「a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)」
一文無しの債務者とは、大変失礼です。
他のニュースサイトでは、「借金を踏み倒す債務者」や「デッドビートの債務者」など、訳し方によって表現は様々です。
一文無しだったら借金どころか、生きて行くことすら不可能ですよね。
今の中国人にとって、借金をしていることは、一文無しに匹敵する最悪な経済状態と捉えられているのです。
アラームが発生!
この「a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)」。
ここに、借金まみれの人間はいるかな?という感じで検索することもできるようですが、常に起動させている状態の場合、なんと半径500メートル以内に借金を抱えた方がいたら、アラームが鳴りだすそうです。
すみません。あり得ますか?コレ。
周囲の人たちも突然アラームが鳴ったら何事か!と思いますが、内容を聞けば「この中に、借金をしている人がいるのです!」というわけですから、びっくり仰天です。
もし、彼氏が借金をしていたら、その彼女が哀れで仕方がありません。
しかし、これにはとある意図があったようです。
借金返済を支払わないブラックに対しての警告
日本のみならず、世界中で借金を踏み倒そうとしている人はいます。
実は中国でも、借金の踏み倒しは深刻な問題になっており、本来はお金があるのにも関わらず、支払いを行っていないような債務者を取締るためにアプリを作った、といっています。
社会信用スコアというものがあるらしく、そういった情報をアプリが入手できる仕組みだそうですが、日本でいう信用情報機関的なヤツでしょうか。
そんな大切なモノが、勝手にアプリで盗まれているとしたら、もう誰を信用すれば良いのでしょうか。
このあたりは、さすが超監視社会中国…といったところですが、少しやり過ぎでしょう。
借金を支払えるのにわざと滞納をすることは良いことではありませんが、それをこういったやり方であぶり出すのは、プライバシーの侵害でしょう。
恐るべし、チャイニーズです。
と、少々批判的に捉えてしまいましたが、よくよく考えてみると正義なのかもしれません。
借りたお金を返さないという行為と、監視するという行為、どちらがプラスなのかと天秤にかけてると、私は借りたお金を返さないほうがムカつきます。
借金は悪いのか?
冒頭、管理人は借金がいいのか悪いのか、ということについて議論をふっかけました。
借金は確かに良くありません。
しかし、中には借金をしなければいけない、という方もいるかもしれません。
実家が異様に貧乏で、お金を自由に使えるプラットフォームがほとんど無いとか、ブラック企業に勤めて鬱になってしまって支払いなどが止まってしまった人など、借金をする理由はさまざまです。
パチンカス、競馬野郎、競艇オジさんなども問題でしょうが、それでもきちんと借りたお金を返済しているのであれば、何ら問題ありませんよね。
さらに、それも一種の依存症であり、誰も止められない辛い日々を過ごしているのかもしれません。
こういったことを考えてみると、個人的に「a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)」は、貧乏人は価値無し!ということを、間接的に伝えている最低なアプリであることが分かるのです。
もし、集団迫害となってしまった場合、とある場所に借金をしている方が集まる、集落的なところが出来てしまいます。
人種差別の始まりは、こういった小さなところから始まるのです。
管理人は借金を許します!
管理人は日本人であり借金のプロですので、当然「a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)」のようなアプリに賛同はできません。
しかし借金でお金に悩む人の中で、本当にどこからもお金を借りる事ができずに、もうどうしようもない人も多くいるということも理解しています。
やはり当サイトで紹介している、優良な小規模消費者金融を利用すべきだということは、終始変わらずに言い続けています。
ヤミ金のような理解不能な利息を吹っかけてくる連中に喜々として利息を支払い続けているのであれば、それはダメです。
ちゃんとした小規模の消費者金融でお金を借りることができれば、利息は普通よりも高いかもしれませんが、悪質で違法な取り立てもされませんし完済は可能です。
管理人だったら、「a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)」というアホなアプリは作らず、ブラックでも借りれる金融屋さんを見つける、そんなアプリを作ります。
実現するかどうかはちょっと制作会社と相談しないと分かりませんが、「a map of deadbeat debtors(一文無しの債務者の地図)」より、よっぽど社会のためになると思いませんか?
優良で借りやすい小規模の消費者金融を探せるようなアプリがあったら生活は便利で良くなりますね。
これ、本当にガチで考えていることですので、ぜひ賛同してください。