岡山三郎さん?近藤義晴さん?お金に関するのか?
2019年に入り、あっという間に残すところ後2カ月となりました。
私は録画しておいたテレビを今さらながら見ていまして、なんと2月頃に放送されたテレビが気になりました。
それが、TBSにて放映された3時間生放送番組「公開大捜査! 2019」という番組です。
この番組に出演していた、岡山三郎(仮名)氏について、ウェブ上がとても盛り上がりました。
記憶喪失で、自分を知っている人がいないか?どうしたものだ…。という内容だったのですが、なんとすぐ結果が…。
もしかしたらこういった手口で闇金から逃れようとする、そんな人たちが増えてしまうのではないか、と少し恐怖を覚えました。
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解離性健忘症というテイ
さて、記憶喪失になったのは「岡山三郎」という名の自称27歳の男性なのですが、見た目は真面目そうですし、普通です。
どうやら、岡山駅から山口県の徳山駅というところに行って、そこから記憶が無いようです。三日間くらい、駅をうろうろして、結果的に警察に保護されたあとに児童福祉施設へ。
岡山にルートがあるだろう、ということで岡山三郎さんという名前がつけられたということです。
しかし、スマホも財布も持たず、今は生活保護を受けながら事務員のお手伝いをしているようで、その仕事ぶりも完璧。
まさか、今迄何かを覚えていない、というような人ではなさそうなくらいハッキリしているのです。
また、大阪を走る鉄道網もある程度覚えていたのですが、ロケハンとそういったところで聞き込みしたり、歩いたりしても結果的には何も手がかりを得ることはできませんでした。
私は一体何ものなのか、そしてこれからどうやって生きて行くべきなのか。こういった感じで生放送に出ていろいろと情報を呼びかけていたのです。
岡山三郎さんはどうやら神奈川県?
生放送中、さまざまな情報を得たら、それをまとめて本人に確認したり、知っているという方から電話で話を聞いたり、スリリングな雰囲気で番組が進行していきます。
ちなみに、司会者はホンジャマカの恵です。どうでもいいか。
さて、岡山サンを知っているという方から電話が来たのですが、数年前に同窓会をしているとのこと。
そして彼女もいるし、座間市で郵便局員をしているといっていたようです。
もちろん、岡山さんは神奈川県?という感じで、スルー。全く身に覚えがないとすっとぼけます。
そして、ゾクゾクといろいろな電話が入ってくると、飲み仲間から連絡が来ます。
やはり、相模原市で郵便局員ということで会っていた、というのです。
さらに、ミニ四駆が好きだとか、タバコも吸っていてあーだこーだ、ということでした。
そして肝心なのが、岡山さんと連絡が取れなくなったのです。
岡山さんは2018年の11月に徳山駅で発見されているのですが、丁度その頃から連絡が取れなくなったとか。これはもう、間違いありません。
そんな時、いろいろな写真が送られてきたので出演者がチェックすると、近藤義晴という方で今迄生きて来たことがわかりました。
フェイスブックで即特定された!
その名をアナウンサーが言った瞬間、ネットは早いですね。即刻、岡山さんという名で記憶をなくしている近藤さんということで、FBからツイッター、さらにはインスタと特定してしまったのです。
私も見ましたが、モロですね、モロ。近藤さんは、確実に岡山さんなのです。しかし、それを見ても分からない、という岡山さん。メガネをかけていない、分からない、私なのか?の一点張りです。
解離性健忘症というのは、極端に衝撃的なことがあったら全てを忘れてしまう、ということですが、もしかしたら何かあったのかもしれません。しかし、気になるのが家族です。普通、ここまで分かれば家族から連絡が来るでしょう。
実は、追ってみると近藤さんの家族は警察に捜索願を出していたそうで、これはもう見つかった、ということなるでしょう。めでたしめでたし…と思いきや、管理人はこんなことを想像してしまいました。
おかしくなったフリか?
まず、ここまでしっかりとしているのに、解離性健忘症として昔がすっぽり抜けているのは少し不自然です。
家族もそこまで探しませんし、頑張って自分でもいろいろとやっているようですが、何故ここまでして思い出せないのでしょうか。
もしかしたら、解離性健忘症ということにして、テレビにまで出て覚えていないということを伝えれば、完璧記憶喪失で今迄のすべてがチャラになる、と思ったのかもしれません。
逆に考えると、彼は大芝居を打っているわけです。
大変な犯罪を犯したかもしれません。
とんでもない悪事を働いたかもしれません。
辱めを受けて、もう人生がイヤになって新しい自分と向き合いたかったのかもしれませんね。
TBSなのでヤラセだ!という意見も多くあります。確かに岡山さんが大芝居をうてばこのようなストーリーは誰でも簡単に作る事が可能です。
ヤラセと思われても仕方のない部分でもありますね。
現実から逃げてはいけない!
しかし仮に、様々な金融機関などでお金を借りて返せなくなった後、失踪して解離性健忘症で何も覚えていません…ということができるか?といったら難しいでしょう。
そこは現実に立ち向かって一度清算してから解離性健忘症になるべきです。
どんなに辛いことがあっても、目の前の現実から逃げてはいけません。
もちろん、人間誰だって死にたくなるようなことはあります。
そんな時は、しっかりと相談をしてから然るべき対処をし、そこから解離性健忘症を目指せば良いのです。
みんなの心のどこかでは、社会生活から逃げたくて仕方ない毎日を送っています。
岡山三郎さん。もしくは、近藤義晴さん。あなたは現実から逃げてはいけないのです。