自由業者は債務整理をするとマジで後が大変!
借金をすることは、別に悪いことでも何でもありません。
むしろ、困った時に借金をしてどうにかその場を乗り越え、次に繋げるというのであれば、個人的には大賛成です。
しかしながら、問題はなぜお金を借りてしまったのか…なぜ借金をしてしまったのかが重要です。
例えば、正社員でありながらも、見栄のために大手消費者金融でお金を借りてしまい、多重債務者となった人はまだいいでしょう。
債務整理をする前に、正社員というレッテルでどうにか借りれる消費者金融や中小金融が存在します。
やはりきちんとした会社員の方であれば、どうにかやり直せることも大いにありますから、諦めずにお金の使い方だけを見直せばいいと思います。
しかし問題は、正社員ではない会社員の方であったり、はたまたお笑い芸人であったり、ミュージシャンやダンサーなどのアーティストを目指しているような人たちです。
こういった方々はアルバイトを軸に頑張っている方も多くいます、バイトでそこまで給料はないのにも関わらず、給料明細をちょろまかして消費者金融や銀行からお金を借り、そして返済できなくなって結局は債務整理に陥ります。
もしも債務整理をしたとして借金は無くなり、それから頑張ってアルバイトをせずに食って行けるようになったとしましょう。
ただし、こういった特殊な職業の方は安定していないので、そもそも消費者金融系の審査に通過しにくい部分があります。
さらに問題視されるのが、債務整理ブラックです。
債務整理は、7年を過ぎてしまうと潔白となり、そこからお金を借りることができるといわれています。
しかしながら、アルバイトをしないで生活ができている分、会社としての所属が無くなってしまいます。
自由業となり、全て確定申告的なものを提出しなければなりません。
さらに、債務整理をしていた過去がありながらも、仕事が安定していないということであれば、もしもお金に困ったとしてもどこの金融機関も見向きもしてくれないのです。
ある意味でダブルパンチです。事業計画書でも作って、ビジネスローンを組み直すほかありませんが、そこまでしても審査落ちする可能性があるのですから、債務整理ブラックは辛いところでしょう。
もし、ちゃんとした会社員として働けていたとしたら、それはそれでどうにかなります。さらに、正社員であればお情けでまたお金を借りることができるかもしれません。
自由業者というのは、大手消費者金融から銀行、中小金融などにとっては、相当に危ない存在となっています。
一括で返済すると何度いっても、全く信じてもらえません。一度もお金を借りたことの無い潔白の人だったら分かりませんが、債務整理ブラックであり、さらには仕事も明確で無い人に誰がお金を貸すのでしょうか。
債務整理をするということと、自由に生きるということは、それなり代償を支払って生きて行かなければならないということを忘れないでください。
債務整理は本当にお金に困っている人以外は、避けるべき方法だと思います。