【キャッシングの金利】下限金利で比べてもあまり意味が無い?!
キャッシングを利用する時、金利は必ずチェックしますよね。
どこの消費者金融も「○○%~○○%」という表記になっていると思います。
比較する時、下限金利を比べてしまっている人がいるようですが・・これはあまり意味が無いようです。
なぜなら、一番低い金利は数百万の借り入れをしないと対象になりません。
金利は自由に決まるわけではなく、借りる金額によって決まるので、一般的に借り入れの多い100万円以下の場合は上限金利に設定されるのです。
大手消費者金融の金利設定を見てみましょう
CMでもよく見かける大手消費者金融の金利の設定を見てみましょう。
その会社の金利幅は「4.5%~18.0%(実質年率)」のようです。
このとき、「4.5%って低金利だなー!」と喜んで申し込みそうになりますが、あなたの借り入れ希望金額はいくらでしょう??
適用利率を見てみると・・・
■契約限度額が100万円以下の場合・・・15.0%~18.0%
希望額で一番多い100万円以下の場合は15.0%~18.0%に設定されていますので、正直100万円以下借りるのであれば、どの会社もほとんど変わりません。
■契約限度額が100万円~200万円の場合・・・12.0%~15.0%
少し金利が下がりますが、100万円を超えると審査も厳しくなるようですので、ある程度の返済実績が必要になってくるかと思います。
■契約限度額が200万円~300万円の場合・・・9.0%~15.0%
やっと200万円以上で一桁に近づいてきました。これも借り入れ金額によって異なります。
■契約限度額が300万円~400万円の場合・・・7.0%
■契約限度額が400万円~500万円の場合・・・4.5%
300万円以上になると一桁の金利になるのでだいぶ低金利に感じますね。
しかし、ここまで高額になると高収入で返済実績がしっかりあり、金融事故や延滞を今までにしていない人になってくるでしょう。
消費者金融から借り入れが出来る上限は、年収の3分の1までという決まりがあります。単純に計算してもハードルの高さがわかると思います。
金利で比較するなら上限金利をチェック
小さい数字に目が行きがちですが、金利で比較をしたいのなら上限金利で比べてみるのが一番いいでしょう。
そう考えると、消費者金融の上限金利は大体「年18.0%~年20.0%」でしょう。
これは大手も中小もほとんど変わりません。
低金利がいい!といっても、100万円以下の借り入れを希望しているなら現在の消費者金融はどこもあまり変わらないのであまり比較にはならないかも・・?